Jan 13, 2021

【寄稿記事】毎日新聞|「知的障害」と「アート」が生み出す、新しい境界線

毎日新聞「政治プレミア」にて、アートライセンスディレクター・西野 彩紀の寄稿記事、「知的障害とアートが生み出す、新しい境界線」が公開されました。
ぜひご一読くださいませ。
《記事抜粋》
 私の妹には、知的障害がある。ドラべ症候群というてんかんの一種で、小さい頃はよく発作をおこし、入院していた。妹がいたから、小さい頃から知的障害のある人は周りにたくさんいたように思うし、社会が妹をどうみるか、と、自分が妹をどうみるか、には乖離(かいり)があることに違和感もあった。
 妹には障害があるが、私にとって妹は「障害者」ではない。血液型が違うように、障害も違いの一つでしかなく、それ以外に私と妹を区別する点はたくさんあった。でも家族以外の多くの人からみた私と妹の一番の違いは、「障害」があるかどうか、だった(と思う)。
●寄稿記事