この度、清水建設株式会社 東京木工場とコラボレーションし、額装品と包装用のシールを制作する企画を実施いたしました。今回のコラボレーションでは、強度の問題から家具に使うことができない部分を有効活用した環境に優しい取り組みとなっており、「木」×「異彩」の新たな価値を生み出した作品になります。
額縁には作家が描かれたアートの一部を焼き付けてあり、目で見るだけでなく、触れても楽しむことができるといったこだわりがあります。また、包装紙の代わりとなる環境に配慮したアートシールを作成。梱包用の箱に直接アートシールを貼り付けることで、紙資源の使用を減らします。これらの取り組みを通して、より彩り豊かで暮らしやすいサスティナブルな社会を創造して参ります。
■東京木工場 × ヘラルボニー

.jpg?width=317&name=20220323_019%20(1).jpg)
ウォルナットやアメリカンチェリーが使用されたこだわりの額縁

.jpg?width=317&name=20220323_031%20(1).jpg)
包装紙を削減する代わりに箱を彩るアートシール


園田 瑞樹氏「音楽の家」


笠原 鉄平氏「楽しいひと時」


中島 敏也氏「ヴィニクンカ山」
■作家・作品紹介


作品:「音楽の家」
作家:園田 瑞樹 氏/在籍:PICFA(佐賀県)
1999年生まれ。題材は、彼が興味のあるもの全て。様々な色で描かれた作品は、彼の明るさそのもの。作品を見ているだけで、人を元気にする魅力がある。迷いなく描く姿は、大胆かつ繊細。

作品:「楽しいひと時」
作家:笠原 鉄平 氏/在籍:PICFA(佐賀県)
1977年生まれ。彼が真っ白いキャンバスに表現するのは、0.03から0.7mmまでのペンで描く唯一無二の個性豊かなキャラクター達。それぞれ表情や格好が違い、画面の中で踊っているように表現される。

作品:「ヴィニクンカ山」
作家:中島 敏也 氏/在籍:多夢多夢舎中山工房(宮城県)
1983年生まれ 仙台市在住。2011年多夢多夢舎在籍。2012年、多夢多夢舎での作業中に、ペンを使った細やかな筆致で、家具や文房具などの日常にあるものを「ロボット」にして描き始める。その後、写真を見ながら描くことが多くなり、「ロボット」よりもイラストや似顔絵を描くのが好きになった。ただし、気分が乗らないときはおしゃべりしかしない。

作品:「祈願」
作家:土屋 康一 氏/在籍:unico / はじまりの美術館(福島県)
土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモを取ることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通 しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。
協力企業|清水建設株式会社 東京木工場
公式サイト|https://www.shimz.co.jp/mokkou/
福祉施設|PICFA
公式サイト|https://picfa-shop.jp/collections