About us
Mission
異彩を、放て。
知的障害。その、ひとくくりの言葉の中にも、無数の個性がある。
豊かな感性、繊細な手先、大胆な発想、研ぎ澄まされた集中力・・・
“普通”じゃない、ということ。それは同時に、可能性だと思う。
僕らは、この世界を隔てる、先入観や常識という名のボーダーを超える。
そして、さまざまな「異彩」を、さまざまな形で社会に送り届け、
福祉を起点に新たな文化をつくりだしていく。
福祉実験ユニット

Members
代表取締役社長 | CEO
松田 崇弥Matsuda Takaya
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代表取締役社長。小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、双子の松田文登と共にヘラルボニーを設立。異彩を、放て。をミッションに掲げる福祉実験ユニットを通じて、福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーのクリエイティブを統括。東京都在住。双子の弟。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
代表取締役副社長 | COO
松田 文登Matsuda Fumito
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代表取締役副社長。ゼネコン会社で被災地の再建に従事、その後、双子の松田崇弥と共にへラルボニーを設立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーの営業を統括。岩手在住。双子の兄。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
経営顧問
永田 暁彦Akihiko Nagata

アート・プロデューサー
笠間 健太郎Kasama Kentaro

株式会社アーツ・アンド・ブランズ代表取締役。一般社団法人アートハブ・アソシエーション代表理事。Forbes JAPAN ビジネスデザイン・アドバイザー。新卒より電通入社後、マーケティング局、営業局を経て2001年より一貫してプランニング・セクションに所属。クリエーティブディレクターを務めた後、21年に独立。その後代表の松田崇弥より熱心な誘いを受けてヘラルボニーに参画。主に広告エージェンシーとの協業による企業、ブランドコラボレーションにおいて、川上のストラテジーからクリエイティブ、キャンペーン等のアウトプットまでの企画の統括・ディレクションを担う。お酒、アート、音楽(ロック)が好き。
エグゼクティブディレクター
関 (鎌田) 玲子Seki Reiko

幼少期からイギリスやロス、日本を行き来した帰国子女。大学卒業後、現三井住友信託銀行に入社。結婚を機にフィデリティ投資顧問に転職し、フルタイムで仕事を続けながら第一子を出産。金融業界で仕事と子育てを両立させる難しさに直面し、日本進出したばかりのハリーウィンストンに転職。12年勤務したHWでは、人事、総務、法務、出店等を幅広く手掛ける。その後勤めたカルティエ、VERTU、DIORといったラグジュアリーブランドでは、店舗開発や販売等、リテールに関わる幅広い業務に従事。3児の母として子育てが終わった今、社会に恩返しをしたい一心でヘラルボニーに参画。今までの経験やノウハウを元にヘラルボニーの発展に貢献。以前「趣味は?」と聞かれたら真っ先に「運動!」と答えていたが、最近は全くの疎遠。せめてヨガでも、と始めたが、コチコチの身体がしなやかな動きになるまで万年かかりそう。
企画アドバイザー
黒澤浩美Kurosawa Hiromi

ボストン大学(マサチューセッツ州、アメリカ合衆国)卒業後、水戸芸術館(茨城)、草月美術館(東京)を経て2003年金沢21世紀美術館建設準備室に参加。建築、コミッションワークの企画設置に関わる。2004年の開館記念展以降、多数の展覧会を企画。「オラファー・エリアソン」「ス・ドホ」「フィオナ・タン」「ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー」など、国内外で活躍する現代美術作家と作品を紹介。ミュージアム・コレクションの選定や学校連携や幅広い年齢の来館者に向けた教育普及プログラムも企画実施。2011年City Net Asia(ソウル、韓国)、2017年OpenArt(エレブロ、スウェーデン)、2018年東アジア文化都市(金沢)にて総合キュレーターを務める。
Awards
その他受賞歴
2019.03
日本財団と一般社団法人ImpacTechJapanが推進する
社会起業家支援プログラム
「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」 選出
2021.02
スタートアップの登竜門「ICCサミット」
ソーシャルグッド部門 優勝グランプリ部門 3位
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2021.10
グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会)
3部門同時受賞
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2022.02
「Rethink(リシンク)アワード2022」
企業部門受賞
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Company
会社名 |
株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co., Ltd. |
本店所在地 |
|
東京拠点 |
〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F |
資本金 |
1億7,740万円(資本準備金含む) |
株主 |
鎌倉投信株式会社 / D2C&Co.株式会社 / JR東日本スタートアップ株式会社 / いわぎん事業創造キャピタル株式会社 / 一般財団法人社会変革推進財団 |
Value
私たちがありたい姿
誠実謙虚
挑んでいるか?
・向上心をもって果敢に挑戦しよう。
・改善を重ねて最後までやり抜こう。
・仲間の積極的な挑戦を歓迎しよう。
未来をつくっているか?
・理想から逆算し戦略的に行動しよう。
・歴史や他者から学び本質をつかもう。
・現場主義で福祉の課題をみつめよう。
共に熱狂しているか?
・成功も失敗もオープンに共有しよう。
・作家や多様な仲間と想いを共にしよう。
・違いを面白がり個々の得意を活かそう。
Story

はじまりは岩手から
2021.4.25. 岩手県盛岡市に、「HERALBONY GALLERY」が開館しました。
地方都市から、世界へ。
強烈な異彩を、未来へ。
あたらしい常識に挑戦するアートギャラリーです。
「HERALBONY GALLERY」は、世の中にある様々な障壁を取り除いていく場所でありたい。そう強く思います。
この場所が、“異彩”を全世界に放つ拠点となる。
思想に共鳴してくれる応援者と共に、ヘラルボニーも成長し続ける。
その先には、地方都市である岩手県盛岡市が、
障害のイメージ変容を実現した聖地になる未来が来ることを信じています。



ヘラルボニーは、
私たち双子に4つ上の兄がいたことから誕生しました。
兄には、自閉症という先天性の障害があります。
彼はもちろん、笑います、悲しみます、怒ります、そして、涙を流します。
敢えてカテゴライズするならば、私たち”健常者”と同じ感情を抱きながら、当たり前に毎日を平和に過ごしています。
しかし、兄はよく「可哀想」と表現されることがありました。
同じ感情を抱いているにも関わらず、なぜ「可哀想」なのだろう?
抱く感情に優劣も差別もないのではないか?
幼い頃から強い疑問を胸に、私はいつか知的障害のある方々に関わる仕事がしたいと思い生きてきました。
ヘラルボニーは、障害を敢えて特性と言い切ることで、違う視界から、違う世界を、
社会に向けてプレゼンテーションできると信じています。
カラフルな個性を纏う彼等だからこそ、生み出せる魅力があるのです。
知的障害のある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提を認め合う。
社会のために彼等を順応させるのではなく、彼等の個性のために社会が順応していく。
株式会社ヘラルボニーは、そんな社会を夢みて”異彩を、放つ”福祉実験ユニットです。
私たちのロゴについて
“ヘラルボニー”という聞き覚えのないその単語は、自閉症の兄・翔太が7歳の頃に自由帳に記した言葉です。
「はて、何だろうこの言葉は?」早速”ヘラルボニー”という単語をネットで検索してみますが、何ひとつヒットしないのです。
初めてのヘラルボニー。
世の中にとっては何の意味も持たない言葉かもしれない、
けれども、7歳の頃の兄にとっては、言葉の耳心地・響きが良かったのかもしれない、言葉の字面が良かったのかもしれない、きっとなにか心に引っ掛かるものがあったからこそ、ヘラルボニーと記したと思うのです。
ヘラルボニーという会社名には、一見意味がないと思われる思いを、
企画して世の中に価値として創出したい、という意味が込められています。


沿革
1995 - 2001 |
両代表 松田崇弥・文登の兄松田翔太が、複数の自由帳に「ヘラルボニー」と記す。 |
2016.08 |
ヘラルボニーの前身となる「MUKU」発足。 |
2018.07 | 株式会社ヘラルボニーを設立 |
2019.04 | 「全日本仮囲いアートプロジェクト」渋谷区との共創により第1弾始動 |
2019.07 |
両代表 松田崇弥・文登が世界を変える30歳未満の30人として 「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」に選出される |
2019.12 | 福祉を起点に新たな文化をつくりだすブランド「HERALBONY」誕生。 |
2020.02 | ブランド初となる意見広告「 #障害者という言葉 」を発表。 |
2020.07 | 社会変革推進財団より資金調達を実施 |
2020.08 | 岩手県盛岡市「川徳百貨店」にHERALBONYが常設出店決定 |
2021.03 | 第3回日本オープンイノベーション大賞「アップサイクル×福祉×JR東日本」が 「環境大臣賞」受賞。 |
2021.04 | 日本全国の知的障害のあるアーティストの作品を披露する「HERALBONY GALLERY」 を岩手にオープン。 |