宜野湾市在住。彼の主題は、学生時代から花火とエスカレーター。自分の想像によってつくり出したもので、実在するものはほとんどない。自分の考えた架空の設定を、人に説明するのも楽しみのひとつ。主に鉛筆で描き、ペンや絵の具を準備しても手を出さない。花火の絵は白い画用紙に鉛筆で描いたが、高校生の頃、美術教師のアドバイスで今のスタイルに変わった。一見まったく違う画風にみえるが、いずれの作品も、飽くことなく幾重にも線を重たドローイング(線描)で、そのことが作品の強度を生み出している。現在も、わかたけの創作活動では、もっぱらエスカレーターを、自宅では花火とエスカレーターを描きつづけている。その作品数は膨大な数になる。