
この度、株式会社ヘラルボニー・株式会社丸井グループ・株式会社FABRIC TOKYOの3社共創によるインクルーシブな社会を実現するための新たなプロジェクトを始動します。その第1弾となる今回のコラボでは、ヘラルボニーが契約する3名の作家が描いたアートを裏地デザインに起用したジャケットを制作。同商品は、本日より渋谷モディ4階「All-Gender Store」にて先行予約受付を開始します。
■開催概要
開催時期:3月17日(木)~4月27日(水)
開催場所:渋谷モディ4階 カレンダリウム
■商品概要
コラボ商品の販売開始は6月以降を予定しています。
今回、3柄の販売を行い、今後は定番化や他の在籍作家のアートの採用なども見据え、協業を継続してまいります。
※ | 裏地のカスタマイズとして選択可能 |
---|
■作家・作品紹介
作家:Fumie Shimaoka氏
在籍:個人(大阪府) 作品名:「宇宙」
幼い頃から机に向かい集中して手指を動かす作業が好きで、モンテッソーリ教室に楽しく通っていた。ある日突然急性水腫を発症し、一時は失明も危惧されたが奇跡的に回復。コンタクト治療によって視力を矯正できた後から、自ら手持ちの水性ペンで大胆に細やかな線画を描き始めた。彼女の作品の特徴は、独特の色彩感覚でコツコツとちいさなマルやセルを繋げ、好きなモノや想いを描くこと。次第にたくさんの色を持ち、形を変え、欠片は増殖していき徐々に現在の作風が確立されていった。現在は、作業所に通いながら、家族と夕食を囲んだ後のテーブルで、のんびりと創作活動を楽しむ毎日を過ごす。


作家:五十嵐 成美氏
在籍:工房ぱれっと(東京都)
作品名:「おはな」
成美さんの歩く姿はとても軽快だ。重い荷物をものともせず、風のように駆けていく。と思えば、急に立ち止まり、周りの様子に意識を張り巡らしている。そして再び駆けていく。絵を描く時にも同様に意識を集中し、形を確かめながら輪郭を描いた後は、その中をクルクル、クルクル、軽快にペンを走らせる。いつの間にか線は面となり、花びらが鮮やかに色付く。一面の花畑ができると、また次の作品へと駆けていく。


作家:佐々木 早苗氏
在籍:るんびにい美術館(岩手県)
作品名:「(無題)」(まる)
絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。彼女は一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。現在彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。


協力企業|株式会社丸井
公式サイト|https://www.0101.co.jp/
協力企業|株式会社FABRIC TOKYO
公式サイト|https://corp.fabric-tokyo.com/