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News Release
26.Sep.2024

ヘラルボニー、トヨタ自動車と初のコラボが実現!世界で一台の異彩アートラリーカー誕生

9月28・29日、宮城県のモータースポーツを華やかに彩る

株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役 Co-CEO:松田 崇弥、松田 文登、以下「ヘラルボニー」)は、トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)と初のコラボレーションを実現しました。今回、「HERALBONY Art Prize 2024」トヨタ自動車賞を受賞したアート作品を起用した、世界で一台のラリーカーが誕生。28日(土)・29日(日)の2日間、宮城県総合運動公園(グランディ21)で開催される「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」で出走します。

コラボレーションの背景

「すべての人に移動の自由を」。トヨタの掲げるこの理念には「移動が障害ではなく、可能性になるように」という強い想いが込められています。

今回の取り組みは、ヘラルボニーが開催した国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」にトヨタが共感し共創パートナーとして参画してくださったことがきっかけです。世界中の障害のある表現者にとってさらなる活躍の機会を生み出し、両社で「一緒に世界を変えたい」という思いから実現しました。

HERALBONY Art Prize 2024授賞式(撮影:北川滉大)

「トヨタ自動車賞」受賞の様子(撮影:北川滉大)

「トヨタ自動車賞」選出コメント

澁田さんの作品は、クジラをモチーフに画面全体を大胆な動きと鮮明で活気ある色で表現しており、見ている側の気持ちを高揚させ、自然と笑みが湧くような明るさを感じました。

また、ともすれば互いに主張し過ぎてまとまりを欠くような色使いやクジラの個体差が、作品の中では不思議と調和していることも、私たちがテーマとして取り組んでいる「幸せの量産」へのヒントを内包しているようにも捉えられ、多様な考え方の共存という、世界が欲している姿を表現しているものとも考えられ、選出に至りました。

世界で一台の異彩アートラリーカーが誕生

「HERALBONY Art Prize2024」トヨタ自動車賞受賞作品が起用されたラリーカー。今回はトヨタ アクアを採用し、アートラリーカーとしてフルラッピング。見る人を楽しませる仕上がりとなっています。

トヨタ アクア | トヨタ自動車公式WEBサイト:https://toyota.jp/aqua/

イベント情報

異彩アートラリーカーは、2024年9月28日・29日の2日間に宮城県総合運動公園で開催される「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」で出走します。アート作品の美しさとラリーの迫力を体感ください。

『TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府』

日程: 2024年9月28日(土)・29日(日)
場所: 宮城県総合運動公園(愛称:グランディ21)
住所:〒981-0122 宮城県宮城郡利府町菅谷館40−1
イベント詳細:https://toyotagazooracing.com/jp/tgrp/2024/tgr-rally-challenge-rifu/

◾️受賞作品・作家紹介

作品名:クジラの群れ

作家:澁田大輔 / Daisuke Shibuta

作品名:クジラの群れ
作家:澁田大輔 / Daisuke Shibuta
高校一年生のときに出会った担任の先生が 「言葉での表現が苦手だが、絵や文字を描くのが得意」という彼の性質を見出し、相互の間で絵を通じたやりとりが始まる。いつしか描くという行為自体が自分自身を表現し、内面の安らぎをもたらす居場所となった。 心の不安定な日が続いたある日、自宅で「絵を描く!」と大きな声で宣言し、黙々と創作に取り組むようになる。 彼の作品は、陸海空に生息するさまざまな種類の動物たちが画面いっぱいを埋め尽くすように登場する。油性色鉛筆で濃密に描かれた生物はどれも自由で大胆なフォルムをしていて、個々に鮮やかな色彩を放っているが、群れとして心地よい調和を生みながら共存している。

◾️受賞者からのコメント

今回「トヨタ自動車賞」を受賞した澁田大輔氏より、HERALBONY Art Prize 2024授賞式にて受賞コメントとして読まれた手紙をいただきました。

ヘラルボニーは、これからも作家のキャリアを新たな高みへと押し上げ、共創パートナーとともにさまざまな形で「異彩」を社会へ送り届けることで、従来の「障害とアート」のイメージを塗り替えていきます。