
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、2024年4月よりエリアの拡張工事を開始し、2025年夏に国内最大の店舗数を誇るアウトレットとして開業を予定する三井アウトレットパーク 木更津(千葉県木更津市)の仮囲いのクリエイティブを担当しました。仮囲いのクリエイティブは、第4期開発エリアにて2024年3月19日よりご覧いただけます。
■コンセプト
「ワクワクを着飾ろう」をデザインコンセプトに、2025年夏にスケールアップオープンする三井アウトレットパーク木更津が多様な人々を歓迎する場所であることを、千葉県在住の作家2名を含む計10名のヘラルボニー契約作家のアートとイラストを掛け合わせて表現。三井アウトレットパーク 木更津を訪れる人々が2025年のオープンを待ち望み、期待を寄せる様子も表現されています。
■クリエイティブ



■概要
実施期間:2024年3月18日〜2025年夏(予定)
実施場所:三井アウトレットパーク 木更津
実施箇所:P3、P4工事現場仮囲い10箇所、館内西側仮囲い2箇所
■作家・作品紹介(一部抜粋)

作品名:「川岸の町」
作家:Takeo Hamanosono / 浜ノ園 武生 氏
在籍:アトリエAUTOS/社会福祉法人嬉泉(千葉県)
絵を描くまでに半年の時間が費やされた。 描いてもいい、 描かなくてもいいアトリエで、自分のペースでゆったりとした時間を過ごし、職員が関わる中で、 自分で描きたいように描くことが出来るようになった。 今では、写真や図鑑、 市川さんのデザインした絵などをモチーフに創作している。 その出来上がりはデフォルメされ、全くといっていいほど、手本とは違った色と形になってあらわれてくる。 そこには、 彼独自の色や形のとらえ方やイメージがあり、作品は彼のオリジナルになっている。中には一つの作品を半年かけて仕上げるものもある。 平成12年1月、篠原佳年著 『生死同源』 (幻冬社刊)の表紙に 「にわとり」の絵が採用された。

作品名:「逆立ちしてるシマウマ」
作家:Sumie Akiyama / 秋山 住江 氏
在籍:アトリエAUTOS/社会福祉法人嬉泉(千葉県)
陶芸を始めた頃は、 平面的な作品だった。 立体的な作品を作るきっかけになったのは、彼女の描いたダルマを、職員が球を二つ重ねて見せたことだった。 作品が立体的になったことで、 小さい作品でものびやかさが感じられ、かわいらしさがより生き生きと表現されるようになった。 職員との会話の中から生まれる 「お話シリーズ」 また「走っている」 「寝ている」 などの動作からイメージを起こして創作している。 また、絵にも本格的にチャレンジし、陶芸同様に彼女らしさを醸し出し、よりイメージを広げている。
■スタッフ
ビジネスプロデュース:泉雄太(ヘラルボニー)
プロジェクトマネージャー:吹田奈穂子(ヘラルボニー)
クリエイティブディレクター:大門倫子(ヘラルボニー)
アートディレクター:遠藤光太(ハラペコ)
印刷:セントラル画材株式会社
施工:株式会社ケイビークロス
スチール:橋本美花
■「三井アウトレットパーク 木更津」概要
所在地 | 千葉県木更津市金田東3-1-1 | |||
交通 | <車> 東京湾アクアライン「木更津金田」ICから約1㎞ <公共交通機関> JR内房線「袖ケ浦」駅から約2km、「木更津」駅から約6km | |||
既存棟 | 第4期 | |||
第1期 | 第2期 | 第3期 | ||
開業年月 | 2012年4月 | 2014年7月 | 2018年10月 | 2025年夏(予定) |
スケジュール | 2024年4月 第4期開発計画 着工(予定) 2025年夏 第4期開発計画 開業(予定) |