
ヘラルボニーの始まりの地である岩手から、全国へ。
異彩のアートが空間を彩る、ホテルマザリウムのラウンジをスタジオに、全国のみなさまへ向けて生配信イベントを開催します。
ヘラルボニーをもっと知りたい方も。
ヘラルボニーをあまり知らない方も。
福祉を起点に新たな文化を創造する伴走者になってほしい。このイベントにはそんな想いが込められています。
《イベント概要》
日 時: | 2023年7月23日(日)13:00-15:00 |
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場 所: | オンライン(Vimeo)※手話通訳あり |
申込み: | 事前予約制、100名様限定 |
料 金: | ¥3,000 |
5周年記念特典: | ヘラルボニーアイテムをプレゼント(後日発送) |
申込み: | 事前予約制、100名様限定 |
お申し込みはこちら |
《タイムテーブル》
13:00-13:10 オープニング
13:15-13:25 第1部 異彩トーク
全国各地の異彩作家が出演!
14:05-14:15 第2部 ライブパフォーマンス
自然生クラブによる田楽舞
14:20-14:40 第3部 クロストーク
松田崇弥 × 松田文登 × 板垣崇志さん × 山下完和さん
14:40-14:50 エンディングトーク
松田崇弥 × 松田文登
14:00-15:00 カーテンコール
※当日はVimeoのチャット欄にてコメントを随時受け付け、トークでは質問コーナーを予定しております。お気軽に出演作家や登壇者への質問・コメントをお寄せください!
※出演作家の情報は本ページとSNSにて随時発表します。
《登壇者紹介》
異彩トーク 出演作家|高田 扶美さん(アトリエブラヴォ/福岡県)

彼女はときめきをこよなく愛する。好きなことはスイーツを食べながらお茶すること。お菓子やお酒のビン、綺麗な景色は彼女の乙女心をくすぐるモチーフ。形の取り方や配置が独特で、常に絶妙なバランスで描かれている。鮮やかな色づかいと不透明色のマーカーで描かれたアウトラインが画面を賑やかに彩る。そんな彼女の夢は、憧れのアイドルグループのバックステージでライブペインティングをすること。
異彩トーク 出演作家|fuco:さん(個人/佐賀県)

学校に行けず暇を持て余していた時期に、作家の母が「マルを描いて」と紙とペンを渡したのが創作のはじまり。マルというモチーフが彼女のなかでピタリとはまり熱中するようになる。マルを描き始めて5年になるが、近年はマル以外のモチーフも描くようになり、マル、サンカク、シカクのモチーフを大きなカンバスに日々飽きることなく描き続ける。コミュニケーションとして発する言葉はわずかだが、頭に浮かんだであろう言葉を繰り返し呟き、言葉と一緒に作品が生まれることもある。
クロストーク出演|板垣 崇志さん(るんびにい美術館 アートディレクター)

1971年、岩手県花巻市で農家の長男として生まれる。マンガ家を目指した少年時代、脳の認知機能の研究から銅版画に転向した大学時代を経て、1998年に軽い気持ちで地元の障害福祉施設ルンビニー苑の門をくぐることに。(少年時代、その施設名は仲間内で蔑称だった。)そこで暮らす方たちと、その方たちが生み出した造形作品に出会い、人生の流れが変わる。以後、同苑を始めとする福祉施設や支援学校などで知的な障害・精神の障害と共に生きる方々の造形表現の支援に取り組み続ける。同苑運営法人の美術館設立計画に携わり、2007年開館と同時に「るんびにい美術館」アートディレクターに就任。かつて自分はなぜ、知りもしない人たちを蔑んだのか。その問いから出発し、他者の心に出会い、あらゆる命の等質性を体感する場としての美術館づくりに打ち込む。2016年、知的な障害のある人が講師を務める出前授業の普及を目指す、であい授業プロジェクトをスタート。それらの実践をさらに拡張するため、2020年「しゃかいのくすり研究所」を設立。
クロストーク出演|山下 完和さん(やまなみ工房 施設長)

1967年生まれ。高校卒業後、様々な職種を経た後、1989年5月から障害者無認可作業所「やまなみ共同作業所」に支援員として勤務。その後1990年に「アトリエころぼっくる」を立ち上げ、互いの信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きることを目的に様々な表現活動に取り組む。2008年5月からはやまなみ工房の施設長に就任し現在に至る。
モデレーター|松田崇弥/松田文登(ヘラルボニー)

松田崇弥:代表取締役社長。小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、双子の兄・文登と共にヘラルボニーを設立。ヘラルボニーのクリエイティブを統括。東京都在住。
松田文登:代表取締役副社長。1991年岩手県生まれ。東北学院大学卒。株式会社タカヤで被災地の再建に従事後、双子の弟・崇弥と共にヘラルボニーを設立し、営業を統括。岩手県在住。
世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。2022年、「インパクトスタートアップ協会」(Impact Startup Association)の理事を務める。著書『異彩を、放て。「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える』。