GMT

JP

Online Store
News Release
24.Apr.2023

【資生堂×ヘラルボニー】資生堂クリエイティブと共同制作「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」をオリジナルアートで表現。

株式会社資生堂(以下、資生堂)の本社 汐留オフィス(GLOBAL VISION CENTER)のオフィスアートを資生堂クリエイティブ株式会社(以下、資生堂クリエイティブ)と共同制作。社員が企業ミッションを意識できるよう、資生堂が企業使命として掲げる「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」をへラルボニー契約作家の小林覚氏と資生堂クリエイティブ所属アーティストとのコラボレーションによるオリジナルアートで表現しました。オリジナルアートは資生堂本社 汐留オフィス1Fのエントランス展示として公開されています。

■背景

本プロジェクトは、異彩作家が描くアートの美しさそのものへの共感と、障害のある作家とアートのライセンス契約を結び、作家へ持続可能な収益を提供するビジネスモデルを展開する当社に資生堂が共鳴したことからはじまりました。

資生堂の2023年最初のアクションとして、企業使命をアートで表現するプロジェクトが始動。アートを本社に設置することで、社員が企業使命を行動指針として意識できるよう期待しています。

オリジナルアートにはへラルボニー契約作家の小林覚氏を起用。文字と文字を繋げてアートを描くという特性を活かし、企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」の文字をアートで表現しています。また、社員に本プロジェクトをより自分ごととして捉えてもらうことを目的に、企業使命への思いを資生堂社員から募り、その言葉を同作品内に落とし込み、一つの作品として仕上げました。

■作家との共同制作

本プロジェクトは、単にへラルボニーがアート作品の制作を請け負い、作家が制作するのではなく、作家と資生堂社員が共同で作り上げたプロジェクトです。

「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」を企業使命に掲げる資生堂は、人は本来、多様であるとの認識のもと、一人ひとりが自分らしい人生を実現できるインクルーシブな社会の実現を目指しており、知的障害のある異彩作家と共にこのプロジェクトを作り上げる当社の姿勢に共感していただきました。

本プロジェクトを通じて、小林覚氏の人柄を伝えたいという思いから、小林覚氏と共に資生堂の本社汐留オフィスへ赴き、制作を手がける資生堂クリエイティブ社員と共に打ち合わせに参加。さらに、制作当日は制作風景をオンラインで中継しながらアート制作をしました。翌日、小林覚氏の自宅に資生堂クリエイティブ社員が訪れ、異彩作家が普段どのようにご家族と過ごしているのか知っていただく機会となりました。

■作家・作品紹介

作品名:「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」
作家:小林覚
在籍:るんびにい美術館(岩手県)
好きな音楽家はビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOM。そして散歩が大好き。小林は養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。

協力企業|株式会社資生堂
公式サイト|https://corp.shiseido.com/jp/

協力企業|資生堂クリエイティブ株式会社
公式サイト|https://www.shiseidocreative.com/