
JR盛岡駅在来線コンコース内にアートバナー展示
- アートプロデュース
プロジェクト説明
この取り組みは、駅コンコースをアートバナーで彩ることにより明るく賑わいのある空間にするとともに、盛岡駅を起点として盛岡のまちに新たな価値を創り出していくことを目指し実施いたしました。
ここにアートを通じた共生の象徴を設けることで、盛岡の未来に向けた多様性と創造性の輪を広げていきます。JR東日本と共にまちを盛り上げ、多様な文化がハーモニーを奏でるいろどり豊かな盛岡を創ります。私たちは、「ハードは変えられなくても、ソフトを変えていける会社」として、誰もがありのままでいられる空間づくりを大切にし、盛岡のまちに新たな価値を創造し続けます。
担当者コメント
ヘラルボニーが盛岡に本社を置くのは、創業者である双子の想いが強く反映されています。それは、創業のきっかけである双子のお兄さんが今も住む場所から障害に対する意識を変えていきたいという想いです。誰しもに違いがあり、それを地域に住むみんなで認識し、尊重し合うことで、障害のあるなしに関わらず、生きやすい社会になる。言葉にすると平易ですが、これを本当に実現するためにはそこに住み、地域の方々との協働が欠かせません。盛岡の人々が混ざり合う盛岡駅で、川邊さんの作品を目にする機会を作ることは、日常の中に意識の変容のきっかけを持ってもらえる可能性に繋げられるのではないか。そう考えてJR東日本様と取り組んだ、地域共創の大切な一歩です。
岩手事業部シニアマネージャー
森尾 洋一